日本の1月11日は『鏡開き』。
鏡開きとは、お正月にお供えしたお餅を神棚からお下げして割り、それぞれのご家庭で頂く行事を言います。
鏡餅とは、カタチが神器である丸い鏡に似ていたことが云われのようです。
つまりお餅は依り代(ヨリシロ)な訳です。
今年の年神様を宿らせた後に、それを自分の胃袋へ入れて無病息災をお祈りします。
お正月、そこに集まった皆で感謝して余すことなく振る舞い、食べて納める感じがとても有意義で、きちんしていて、日本らしいですね。
行事を調べていると、いつもこの様な気持ちに気付かされます。
さてさて、
鏡開きと言うのは、『開く』と言いますが、開くとは、『割る』と言う事です。割ると言うと縁起が悪そうですが、そもそもこの行事は江戸時代に始まっています。江戸時代と言えば武士ですね。当時、餅を刃物で切るとは切腹のようで縁起でもないと言う事で、木槌などで『割る』という事になったようです。こう言う、生き物じゃない物のキモチを感じ配慮するところは本当に八百万な日本人。
この『割る』こそ『開く』と言うのは明日へ向かう活力にもなったでしょうし、単純に楽しいものだったでしょう!!
スイカ割りが楽しいのと一緒ですね🍉
そして餅を開きながらアチラとコチラを突き抜く事をイメージしていたのでは無いかと思います。
では、そこを突き抜けたものはなんでしょう!
それは、『光』かもしれません☺️
太陽の光はアマテラス
月の光はツクヨミノミコト
天体の光はアメノミナカヌシ
そしてわたしたちの希望と言う光、、⭐︎
すみません綺麗にまとめすぎましたが
ちゃんと、身近な星々は神格化されているのかと改めて思いました!
そして、鏡餅と言う物は天体を重ねているらしいです☆
上の小さな餅が月🌝
下の大きな餅が太陽です🌞
二重になっている様子が福徳だと言う事だそうな🧧
と言う事で、
大切なのは!(楽しいのは!!)
切るのでは無く割る事です❗️
鏡に、月に、太陽。
日本の行事は御神事と繋がっている事がとても多いですね。(またしてもと言う感じ!笑)
わたし達のご先祖さまは、安定安住と繁栄を少しでも長い間守るために大変な苦労をしてきました。現代においては、ほとんどの方が毎日毎日祈りながら生きる事なんて無いと思いますので、信心臭いと言われちゃう時代になりましたが、良かったですよね〜☺️。健康に長く生きられるようになって⭐︎
ならば、このような行事は全体からすると『たまに』と言う事になるかと思います。
こうやって、暮らしを楽しみながら、苦しい場面を何度も乗り越えて来てくれた訳ですね。それが文化の一面。
先祖たちが楽しんで来た事を、今生きる人たちも楽しんでくれたら、いにしえの時間も、さぞ喜んでくれるかと思うのです。
さー、今年の鏡開き‼︎
ピザ🍕 の様に切るのでは無く
是非、割ってみてください🙂
袋に入れて、ハンマーで🔨❣️
もしくは、地面に向かって落とすのも今年を占うようで楽しいかもしれません😙
揚げ餅、焼き餅、汁粉…⬜️などなど、割ったお餅は美味しく頂きましょう☺️🌈✨
わたしが小さい頃はお正月ならではな食べ物と思っていましたが、切り餅は真空パックに入れられいつでも食べられますね。
文化が庶民に根付くと商売にもなりますし、わたしは研究所の所長としてそれを信じているのかもしれません。お米を作る農家さんも安心して稲作に取り組めます🌾
((オコメありがとう🌾✨))
最後に、
お祭りイベントのようですが、行事を楽しむことは、わたし達の生活の中でできる文化の循環なんだなと思いました。
WA装研究所ももたすのモットーは
『文化的に暮らそう!』です☺️
文化と宗教学はとても密接していて、信仰などももありますが、元々は道徳な気がしています。わたしはたった『鏡開き』でこんなに色々調べた訳ですが、高校時代に倫理の期末テストで赤点を取っています。ので、これはもしや、、、😨
一生勉強しなさいと言われているような気がしましたwww 笑う
お後がよろしいようで。
ではでは…🌝
またまた🐈⬛
御本大変ありがとうございます🌸
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