手描き友禅を伝えます。ツユクサの種を収穫しました。

遅くなりましたがツユクサの種を収穫しました。植木鉢の中はもうカラカラ。そこら中に種が飛び散った跡が…。
形的には朝顔の種と似てる。
大きさはゴマ粒2個分くらいかな。
雑草扱いされがちですが、ツユクサは着物の友禅染の下絵描きの時に使われる大切な道具なんです。とても伝統的な技法です。
何故、ツユクサが使われるか☝︎
あのアオイロは水溶性で水につけると消えるからです!つまり天然の消えるチャコペンですね!

わたしは工程好きなので、もし水溶性じゃなかったとしたらその下絵のまま着物にしてしまいたいくらいですが。

ほんのり紫ががってとても綺麗な線画が、さらに絹本来の自然な白の生地に筆が乗ると思うとうっとりしちゃう。

ツユクサ、昔よく色水作ったなぁ :)
そんなこと思いながら種を収穫しました。欲しい方いましたら差し上げますよ。


この歌川広重の浮世絵は露草の花を積んでいるところです。こんな風にみんなで自然を愛でながら優しく楽しく苦楽も共に生きれたらね。


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